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ヘアトニックの使い方、理容師の私ならこうします

2017.7.14更新(2015.5.19初公開)

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私は、普段のヘアケアとしてヘアトニックを使うことはほとんどありません。たしかに、頭皮に爽快感を与えるものとしては何よりも効果的ではありますが、ヘアトニックを使うのであれば季節を限定して使う方が良い とも思うわけです。気温が上がって湿度も高い。そんな時期であればとても気持ち良いですね。ただし、1年を通して使うというのは止めた方が良い。私は理容師でありながら、そのように考えてます。そこで今回は 有効なヘアトニックの使い方 をあらためて取り上げてみることにしました。さらに、市販のヘアトニックの使用が不安な人へ、自分で作れるお得で安全なヘアトニックの作り方も紹介したいと思います。

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夏のヘアトニックのレビュー&研究はOK

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画像はヘアケア製品を研究するため、たびたび購入していた市販のヘアトニック達です。1回しか使わないので、いつの間にかだんだんと増えてしまいました。これ以外にも「お蔵入り」したヘアトニックがいくつかあって、それらの成分の研究やレビューしたりしていると、嫌でもヘアトニックの良し悪しがみえてきたりします。

個人的には好まないヘアトニックの使用ですが、季節的にいえば、この時期にヘアトニックをレビューすることはまだOKと考えます。もし、乾燥がひどい冬だったとすればヘアトニックの使用なんて、まずありえません。

ヘアトニックといえば、基本的に多くの市販品が「薬用トニック」と表記されています。これは薬用シャンプーにもいえることで、そのほとんどがフケ・痒み改善を目的とした殺菌の為のシャンプーだったりします。例えば、オクトとかコラージュフルフルシャンプーがそうです。

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これらの薬用シャンプーは有効成分のオクトピロックス(ピロクトンオラミン)が配合されていて、フケ症の人がこれで洗うと、かなり痒みが抑えられてフケも出なくなります。でもそれは「殺菌剤」による効果であって、根本的にフケが解決したとは言い難い のです。

市販の「薬用」としているヘアトニックの場合、そのような殺菌成分が配合されているものが多いです。しかし、これを使えば頭皮が健康になるというわけではありません。そういえる理由を以下で詳しく述べてみたいと思います。


殺菌剤配合「薬用トニック」の怖いところ

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最近のヘアトニックには、上記のオクトピロックス(ピロクトンオラミン)の配合のものをよくみるようにになりました。それが「薬用トニック」として商品化されている他に、「育毛トニック」と謳うものまであって、その違いなどいろいろと混乱したりします。ただ、このピロクトンオラミンが痒みを抑えるのは事実ですし、皮膚科でもこれを配合したシャンプーなどが勧められます。実際の使用でも、フケ症にとても効くという評判ではありますが・・・。

しかし、こういう薬用のヘアトニックを使用して、頭皮環境が悪化したという人 も実際のところ少なくはありません。そういう場合、なぜ男性ばかりにフケ症が多いのか、それをよく考えてみてほしいです。これは単に男性の皮脂の分泌量が多いから、というものではありません。多くの人が、皮脂の分泌が多いから「シャンプーが必要」だとか「ヘアトニックが必要」だとか、そういう偏った考えの中からから生じてしまったことだったりするのです。

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これらの 殺菌剤はとても強力なので、雑菌の繁殖を抑えてくれている皮膚常在菌までも殺菌 します。ピロクトンオラミンなどの殺菌剤がフケ症の原因菌を殺菌するのは良いのですが、ずっと使っていると、そういう殺菌剤なしでは雑菌の繁殖を抑制できなくなります。すなわち、ずっと薬用のヘアトニックを使い続けなればいけない頭皮になる ということです。ちなみに、私のお店にも、たまにそういった頭皮にあるお客さんがいらっしゃいます。


薬用トニックより普通のヘアトニックの方が安心

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上述した「薬用トニック」を使用する時は、「通常のヘアトニック」よりも慎重になるべきです。フケ症の原因が真菌なのか細菌なのか、よく理解したうえで「薬用トニック」を使うことおすすめします。基本的には、真菌(脂漏性)の場合は使用を避けた方が良いのですが、上述のように決して頭皮が健康になるわけではない、ということを意識して使用してください。

また、育毛目的で使う人がいますが、それもやめておく方が良い と思います。元々フケ症でもないのに、育毛・抜け毛予防感覚で安易に薬用トニックなどに手を出してしまい、痒みや抜け毛などの頭皮トラブルを招くケースもよくあります。まして髪が生えるなんてことは絶対にないです。

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ですから、基本的に「薬用」と表記しているヘアトニックの使用はあまりおすすめ出来ません。どうしても使用するのであれば、写真のような普通のヘアトニックがまだ安心です。どちらにしても、ヘアトニックは頭皮に良くはないアルコール(エタノール・無水エタノールが主成分)ですから、そこをよく理解したうえでの使い方が必要だと思います。



ヘアトニックの使い方・その目的を明確に

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・朝のヘアトニックの使い方
まんべんなく頭皮につけて指の腹でマッサージするようにすり込む
気持ち良いからといって爪を立てたり擦りつけたりしてはいけません
・夜のヘアトニックの使い方
髪の毛を洗った後にタオルで水気をきる→頭皮にまんべんなくつける
→2~3分くらいマッサージ


そもそも、ヘアトニックを使用する事で何を期待するのか?どんな事が目的があるのか?というのを使う前に明確にしておくべきです。たとえば私の場合だと、頭皮が乾燥しやすいのでヘアトニックのアルコールはさらにそれをひどくする。なので乾燥しやすい冬の使用は絶対に避けます。使うなら、頭皮が湿っぽい梅雨時期~秋くらいでしょうか。

私はトレッキングをしたりロードバイクに乗りますが、帽子やヘルメット着用で発生する汚れや雑菌の消毒の目的に使っています。ヘアトニックの使い方は、よく洗髪後に使用するとか言いますが、それが決して正しいというわけではないのです。

私は理容師でありながら、よくある床屋=ヘアトニックの図式がよく理解出来ません。もういい加減に床屋さんもヘアトニックの使用を止めれば良いのに、とも思ってしまいますね。


ヘアトニックは自作の方が良い。その作り方を紹介します

ハッカ油

私がヘアトニックを好まない理由としては、やはり①アルコールが基本 ②殺菌成分配合のものがある というのが大きなデメリットだと感じます。それがなかったらヘアトニックの使用もそこまで悪くない。なので、それらを含まないヘアトニックを自分で作ったり、または代わりになるものを使えば良いのではないかと思います。

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そこで使えるのが「ハッカ油」です。手のひらにハッカ油を3~5滴とって、ヘアトニックの使い方と同じように頭皮マッサージします。ヘアトニックのアルコールのような悪い刺激ではなく、自然な爽快感が楽しめるのでこちらをお勧めしたいですね。ヘアトニックの商品買うより安いです。それでも刺激が足りないときは、以下の要領でヘアトニックを作ってみてください。

500mlの容器に、水400ml エタノール100ml ハッカ油20滴

以上です。作り方はあくまでも目安なので、好みによってそれぞれの分量を調節してみてください。自分で作れば、ヘアトニックの商品買うよりも安くて済むし、たくさん使えますよ。

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