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トニックシャンプーで禿げる・生えるを解説してみます


2017.8.3更新(2015.5.21初公開)  暑い夏、毎年のように需要が高まる トニックシャンプー 。爽快感と刺激が強すぎるのが特徴ですが、それが頭皮に良くない・禿げるなどと心配する声があります。しかしながら 実際はそれが直接禿げる原因であるとは考えられず、むしろ種類を選んで継続すれば髪が生える可能性もあります。 そこの理解や洗い方次第では禿げる原因にも生える要因にもなりえる、そんなトニックシャンプーの知識など詳しく解説してみたいと思います。

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トニックシャンプーが演出している爽快感の仕組み

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トニックシャンプーといっても、いろんなメーカーのものがありますが、まず始めは一般的な市販のサンスタートニックシャンプーを
例にして、その爽快感の仕組みなど述べてみたいと思います。

トニックシャンプーの特徴といえば、購入する多くの人が期待する「爽快感」の強さです。特に男性がそのようなスッキリする気持ち良さを好みます。体感するものが明らかに普通のシャンプーと違うわけで、その仕組みは一体どのようになっているのか、謎に思っている人もいると思います。まずは、このトニックシャンプーの成分をみてください。

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水、ラウレス硫酸Na、メントール、コカミドDEA、ショウガ根エキス、ポリグリセリル-4ラウリルエーテル、
コカミドプロピルペタイン、褐藻エキス、PCA亜鉛、ポリクオタニウム-10、
グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、ピリドキシンHCI、PG、塩化Na、
クエン酸、エタノール、EDTA-2Na、安息香酸Na、メチルパラベン、香料


爽快感が強すぎるも、それが気持ち良さを演出するトニックシャンプー。その大きな理由として「洗浄成分」が強いもので有ればあるほど泡立ち良く、脂汚れを落としてスッキリなれます。そこで配合されている成分は、安価ながら高い洗浄力のラウレス硫酸Na。

販売価格が500円程度と安いサンスター製において、そのような高い洗浄力・脱脂力は爽快な気持ち良さを出すうえで欠かせません。そして成分の配合3番目にあたるメントール。とても多く配合されていることが分かります。さらにはショウガ根エキスが加わります。温める効果のショウガ、そこに冷やすメントールが加わると、あのような強烈な「スースー感」が出てきます。

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これは香りとしての効果でもありますね。メントールとジンジャーのスパイシーかつ爽やかな香り。これは昔ながらの「トニックシャンプー伝統」ともいえる、癒される香りだと言って良いでしょう。このように、メーカーそれぞれが施している爽快感の仕組みを追求するのもなかなか面白いものです。以下ではサンスター以外のトニックシャンプー系をみていきたいと思います。


人気の「冷やしシャンプー」をしない理由

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先週、”いち髪”で有名なクラシエさんの「冷シャンプー」が新しくなったのをみました。これはトニックシャンプーと同じく、爽快感が非常に強い夏向きのシャンプーで、理美容室でよくある「冷やしシャンプー」が同等のものになります。

冷やしシャンプー

髪を切った時に得られる爽快感はとても気持ち良いものです。またそのあとにサービスされる「冷やしシャンプー」は何処のお店でも人気のメニュー。しかしながら、その気持ち良さというのは髪にとって、決して良いものとはいえないのです。個人的にはそう思っているので、私のお店では「冷やしシャンプー」はとりいれておりません。その理由は以下の通りです。

この「冷やしシャンプー」はクラシエさんの「冷シャンプー」を使用している事が多い。クラシエのシャンプーはアミノ酸系のものが多かったり、市販では割と高品質といえますが、このトニック系シャンプーに関していえば、とても褒めれるような成分の内容ではありません。

それは過去に私自身が「冷シャンプー」を使用した時のこと。強い洗浄力によって皮脂が落ち過ぎてカサカサになってしまった経験があります。主な洗浄成分が上述のラウレス硫酸Naなので、ある程度のことは覚悟してましたが、そこにメントールの高配合が悪く出て、フケや痒みが多くあったのは実に痛い経験です。これはお店に使えないと思うのは当然で、そもそもの話はヘアトニックみたいなものはあまりサービスとして必要ないと私は思っているので致し方ありません。



慣れれば慣れるほど禿げる可能性も

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市販のトニックシャンプーなどをみて総合的にいえることは洗浄力が強すぎる、ということです。ラウレス硫酸Naによって皮脂のバランスが崩され痒みが生じてしまいますし、それを誤魔化すかのような高配合メントールによって無理矢理に頭皮環境を整える感じが否めません。多くの人がそこに気付かず、夏などにトニックシャンプーがバカ売れします。以下の記事でトニック系とり上げています。

そして今の時期よく分かります。トニックシャンプーを使っている人の頭皮は乾燥しがちですね。もしくは過剰に皮脂が出てしまっている頭皮。そういった人に限って抜け毛が多くなったのは何故だ?と相談される事がよくあります。そんな人の頭皮にはトニックシャンプーによる効能(痒み抑制)がすでに馴染んでいるので、毎日シャンプーしないといけなくなっているのかもしれません。

このような強い刺激のシャンプーで毎日洗えば、頭皮には相当なストレスがかかってしまい、再生すべき皮脂がコントロールされないのです。そうなると頭皮のトラブルから抜け毛、さらに禿げてしまうことも決して有り得なくはないのです。


生やす為に選ぶトニックシャンプーとは

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たしかにトニックシャンプーは気持ち良いのです。石鹸シャンプー派の私も本当はそれを感じたいと思ったりしますが、やはり頭皮への負担を考えると安易に使うことはできません。もし、市販のトニックシャンプーを使うのであれば、2~3日に1回などにして毎日はしないようにした方が良いと思います。アミノ酸系のシャンプーなどと併用して使うのが良いですね。石鹸シャンプーとの併用は決してやってはいけません。(脱脂力の強いものとは併用しないこと)

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私的には市販の男性用トニックシャンプーよりも、敏感肌の女性にも使えるような優しめのトニックシャンプーがお勧めです。商品名として述べれば、イオニートやヘアーソリューションズラグゼなど、アーユルヴェーダとかのハーブ系トニックシャンプー。もし毎日するならこういったものが良いかと思います。

このような優しめのトニックシャンプーは、髪が生えやすい頭皮環境になれるのがメリットですね。例えばイオニートシャンプーの成分。サンショウエキス・チョウジエキス・ティーツリー油・ヒノキチオールとなっていますが、

頭皮の臭いが気になる  ・・ティーツリーの安全な殺菌効果で頭皮の雑菌が増えにくい
頭皮がかゆくなりやすい ・・ティーツリーの殺菌効果で雑菌の繁殖を抑え真菌は保護する
脂っぽくなりやすい  ・・サンショウ&チョウジエキスが男性ホルモンの過剰分泌を抑える
髪を生やし育てたい  ・・ヒノキチオールが頭皮の育成を促進させる


と、このように抜け毛の原因を抑えながら髪が生える頭皮環境にすることができます。同じトニックシャンプーでも、その成分次第では髪や頭皮に良くも悪くも影響があるということを知っておいてください。しかしながら良いトニックシャンプーというのは、割と高価なのがデメリット。なので、そういうときは 自分で簡単に作ってみる のも良いかと思います。

トニックシャンプーで髪が生えるまではなかなか難しいのですが、抜け毛を予防するのは十分に可能です。種類や洗髪頻度に気をつけるなどをして実践されてみてください。


トニックシャンプー系ならスカルプシャンプーがかなり良い

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(2018.1.16更新)
現在の私自身の髪はというと、もともと抜け毛が多くて弱々しい髪だったのですが、その対策としてトニックシャンプー系のスカルプDを昨年から使うようになりました。その理由は、スカルプDシャンプーで洗い続けることによって、抜け毛が大幅に減り、髪が生き生きと育ち始めたから です。

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そのおかげで最近では、ずっとしたかった髪型の「バーバースタイル」も可能になりました。

2018年現在のスカルプDシャンプーは「13代目」になります。このブログでは様々なシャンプーの成分解析や効果などを取り上げてますが、なかでも最近のアンファーのシャンプーはとてもクオリティが高いと感じています。専門医師や医療機関との共同研究によって作られたシャンプーということで、具体的には以下のような効果を得ることができます。

①スカルプボリューマー。頭皮を厚くしっかり根付かせる。
②豆乳発酵液。脱毛の原因となる悪玉男性ホルモンを抑制。
③インナーボリューム成分。ハリコシ・ボリュームUP効果。
④ラメラエクスパンダー。これらの有効成分の浸透が最大に。

→アンファー公式サイト スカルプDシャンプー

私自身「髪を造ること」を仕事とする理容師として、この13代目はかなり使えるシャンプーだと感じています。トニックシャンプー系でハゲ予防、そして生える可能性があるとすれば、このような医薬部外品のスカルプシャンプーがいちばんだと思います。詳しくは上記のインプレ記事を読んでいただけたらと思います。



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