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石鹸シャンプーのべたつきが出る理由とそれを予防する洗い方

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石鹸シャンプーを初めてしばらくは、苦労するという話をよく聞いたりします。慣れるまでは、髪のべたつきやごわつきが出てしまうのは石鹸洗髪の特徴ですが、この問題をクリアしないことには、その後続けていく事も難しくなってしまいます。せっかく石鹸シャンプーに出会ったのだから、何度か挑戦しても良いと思うのです。ただ、べたつきが出る理由とそれを避ける洗い方は、知っておきたいところです。

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久し振りに石鹸シャンプーの記事です。石鹸での洗髪は経験を元に解説をしており、コメントもよく戴いてます。そこで私自身も学ばせて戴けるのがとても有り難い。石鹸シャンプーについて以前はお勧めしていましたが、最近はそれを控えています。その理由は、読者様からいただいたコメントを読ませてもらって嬉しく思う反面、なぜ石鹸シャンプーが良くも悪くもあるのか、そんな根本的なところを深く知ってもらいたいと思ったからです。その上での石鹸シャンプー断念は納得が出来ます。このブログでは、その肝心な部分をうまく説明出来ていなかったように感じたため、あらためて石鹸シャンプーのべたつきが出る理由と洗い方を説明したいと思います。




●石鹸シャンプーで起こる弊害とべたつく理由

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多くの人がご存知の様に石鹸は弱アルカリ性です。石鹸を泡立てて髪を洗うと、
髪の毛のキューティクルが開きますね。パーマやヘアカラーを施す際にも、この
キューティクルを開いて薬剤を浸透させますが、髪へのダメージは当然にあります。
石鹸はアルカリの領域で高い洗浄力を発揮しますが、その際、石鹸の一部が脂肪酸に
変わります。そして脂肪酸は水に溶けにくいので、髪の毛の表面に吸着してしまう。

そこで水道水ですすぐと水道水に含まれているカルシウムイオンと石鹸が結合して
「石鹸カス」
がどんどん作られます。その「石鹸カス」は水には溶けないため、
髪の毛にまとわって吸着します。そして髪の毛の表面に吸着していた脂肪酸も
カルシウムイオンと結びつき、さらに石鹸カスになります。石鹸カスの量は水道水の
"硬度"によって変わる事が多いのですが、水道水が"軟水"に近ければ近いほど、
カルシウムイオンが少なくなる感じです。これはお住まいの地域によりますが、
軟水の場合はカルシウムイオンが少ないので石鹸カスは出来にくい傾向にあります。

水道水ですすいだ後の髪の毛に石鹸カスが付いている場合、その状態のまま乾かすと
石鹸カスがフケみたいになり髪の毛に残ります。髪質もごわついた感じで纏まりません。
この時の髪や頭皮は弱アルカリ性。頭皮に関しては、体に備わっている治癒力によって、
徐々に本来の弱酸性に戻っていきますが、死んだ細胞ともいえる髪の毛は、なかなか
弱酸性に戻ってくれません。ですからこの時に酸性に戻すリンスが必要になるのです。  
ここでの目的は、開いてしまったキューティクルを閉じる為の酸性リンスとなります。
それにはクエン酸リンスや酢リンスを使いますが、それを行なう事で髪の毛の表面の
石鹸カスの一部が脂肪酸に変わります。(すべての石鹸カスが脂肪酸になる訳ではない)
                          
ここでしっかりとすすぎが出来てない状態で酸性リンスすれば、石鹸はすべて脂肪酸に
変わってしまいます。こうなると髪の表面の脂肪酸が多すぎる状態なので、どうしても
ベタついてしまうのです。ですからすすぎは、しつこい位にやった方が良いのです。




●石鹸シャンプーでべたつかせない洗い方

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石鹸はアルカリ性なので髪や頭皮への負担を考え、時間は短めに終わらせた方が良いです。
迅速に終わらせる為に、濡らす前のブラッシングとすすぎを丁寧にする事をお勧めします。
髪の埃はブラッシングで取れますし、軽い皮脂汚れは熱めのお湯で溶解されますので。
この時点でべたつきの原因は半減します。できるなら、すすぎは2分以上行なって下さい。

そして泡立てますが、ここで大切なのは たくさん泡立ててしっかりと洗うこと です。
石鹸のアルカリの作用でキューティクルが開いているので、髪の毛の摩擦を避ける為に
しっかりと泡立てます。泡立ちが悪い時は2回に分けても構いません。但しなるだけ短時間で。

すすぐ時に石鹸カスが発生するので、すすぐ時の時間も短い方が良いです。方法としては、
すすぐ前に両手を使って泡をたくさんすくい取っておきます。これをすると効率良くすすぎを終わらせる事が出来ます。ですが急ぎすぎるとすすぎが疎かになるので、そこは注意です。すすぐ時間を短縮することを意識しながら、しっかりとすすぐようにして下さい。 

そして酸性リンスをします。酸性リンスのつくり方は こちらの記事 にあります。
髪の毛は弱酸性ですから、長時間酸性になる事や無理矢理のPHの変化も痛みの原因になります。
また酸性リンスの濃度を濃くしたからといって、効果が上がる訳ではありません。
洗面器に直接髪をつけて時間を置くよりは、スプレーボトルなどを使って少しずつ丁寧に
酸性リンスを塗布させる方が効果があがります。また頭皮のPHもアルカリに偏ります。
頭皮のPHは時間の経過で自然に戻るとはいいますが、それまでの時間はバリア機能がない
状態なので、やはり頭皮の為にも酸性リンスをした方が良いです。(私はしてませんが・・・)
                             

石鹸シャンプーは特に水道水の硬度で洗い上がりがかなり違ってきます。
現在の日本は軟水の地域が多いのですが、べたつきがひどいときは
お住まいの地域の水道水の硬度を調べてみる事をおすすめします。
そこでの対策は軟水器などを用いたり、その他幾つかの方法があります。




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