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パーマで禿げる心配とチオグリコール酸の話

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パーマといえば強いテンションで髪を引っ張るので、頭皮に悪いイメージがあります。よく聞くのはパーマをかけると禿げるのではないかという心配です。物理的に考えるとそれも有り得なくはないのですが、直接にそれが禿げる原因になるとは思えません。ただ、パーマをかける頻度やパーマ剤、施術次第では薄毛っぽくなる事はあります。特にパーマ剤がチオグリコール酸だとすると決して安心は出来ません。今回はそこの話をしてみたいと思います。

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●禿げはしないが薄く見える事はある

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私は理容師なのでパーマを施す側の人間ですが、そんなパーマを個人的にあまり好んでいません。パーマといえば施術に使うパーマ剤の種類によって、それぞれの特徴を出せるのですが、ずっと以前のパーマ剤は今のものと違っていろいろと問題に思うところが多くありました。私が見習い生のとき、短いスタイルのパーマがとても流行ったことがあったのですが、その当時、パーマによって髪が薄くなるのではないかという心配をよくしていました。頻繁にパーマをかける人もいて、そんな人は薄毛っぽくみえることもあり、どうしてそうなるのかをよく考えていたものです。当時は見習い生だったのでそれがうまく理解できませんでしたが、今になってよく分かるようになりました。

パーマを施す時、強いテンションをかけます。髪の毛が抜ける方向に引っ張られているのでその箇所の毛が抜けやすい状態なら当然抜けることが考えられます。また、一定の期間をあけずにパーマをかけるとパーマ剤の作用で髪の毛が少しずつ細くて柔らかい髪の毛になりますが、そうなると頭皮が見えやすく、「薄毛にみえてしまう状態」になったりもします。

システィーンパーマ剤であればそういった問題は避けられますが、以前のパーマ施術ではそれがメインとして使われる事はありませんでした。当時のパーマ剤の成分はほとんどが強い刺激の「チオグリコール酸」です。このパーマ剤を使って繰り返しパーマをかける事で、髪の毛の中にあるタンパク質"ケラチン"が髪の毛の外に出てしまって細くなってしまうのです。また、扁平もしやすいですね。頭皮が見えやすくなるというのはこういうところにあります。




●施術する側として使える"チオグリコール酸"

一般的なパーマ剤としては「チオグリコール酸」と「システィーン」この2種類になります。理美容関係者は「チオ」「シス」と呼ぶ事も多いのですが、施術する側として使いやすいのはチオの方。チオは匂いが強いのが特徴ですね。施術される側としてはそこで分かったりします。このチオグリコール酸は常温放置でパーマをかけます。ヘアキャップを被せて数分放置するのがそれ。チオグリコール酸は劇薬といわれますが、髪の毛の結合を切り離す作用が非常に大きいです。ですからしっかりパーマがかかるので、施術する側としてはとても使えるパーマ剤といえます。




●チオグリコール酸は実は脱毛剤でもある

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でも劇薬と言われたりするので、やはり髪の傷みがひどくなるというデメリットはあります。そしてこれを言うとイメージ的にあまりよくありませんが、実は脱毛剤に使われていたりします。前述でチオグリコール酸は髪の毛の結合を切り離す作用が強いといいましたが、脱毛剤はその作用を利用しています。例えば、かなり傷んだ髪の毛を水に付けて引っ張ると伸びるのが分かりますが、これは髪の結合が少なくなっているのでよく伸びるのです。そしてチオグリコールを毛に付けて強く引っ張ると1.5~2倍くらい伸び、かなり長時間の放置で髪の毛は切れたり抜けたりします。足の脱毛クリームなどはこれが原理。

このチオグリコール酸は脱毛剤として使われている他、革製品を作る為の毛の除去に使われているそうです。あとは金属のサビ取り剤として使われていたりなど。そういったところでみると本当に髪が抜けて禿げる心配もしてしまいますが、それが本当であれば大きな問題になっているはず。またチオグリコール酸の濃度にもよるので、一概に髪が抜けるということではないと思います。




●パーマ剤(チオグリコール酸)で禿げない為に

ただそれは正確な施術の上で言えることです。規定の放置時間をオーバーしたり、施術中の頭皮へのケアを怠ったりすると後々に髪が抜けてしまうなど禿げてしまう可能性も否定できません。過去に勤めたお店ではパーマの施術において、幾つかの失敗をみてきました。(規定の放置時間をオーバーして、髪が非常に傷んでしまい頭皮が化学熱傷を起こすなど)

こうなると毛根までも大きなダメージを受けてしまうので、髪の回復が難しくなってしまいます。ショートへアの場合は、どうしてもパーマ剤(チオグリコール酸)が頭皮に付いてしまうので、特に男性の場合は注意したいところでもあります。その辺ではやはり信用の出来るヘアサロンにて施してもらうべきなのです。頭皮への心配の理解があるお店ならチオグリコール酸は使わず、システィーン系を使ってたりするので、そういったお店を探すのも良いと思われます。

システィーンパーマ剤については、近いうちに詳細を記事にしたいと思います。



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