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烏龍茶の育毛効果よりも現実的・ほうじ茶の髪への効能

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髪に良いお茶といえば「番茶」か「ほうじ茶」だと思っています。ただそれは、体を温めるという作用から、髪に良い影響があるという間接的なところでいう話です。たくさんのお茶があるなかでも、特に「育毛」などに良いお茶は存在しないのが一般論。そんな中でも最近は”烏龍茶”に育毛効果があるという話があります。個人的には内臓を温める作用のある、その他のお茶の方が結果的に髪に良いと思っていますが、気になったので調べてみることにしました。

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●烏龍茶の男性ホルモン抑制作用、リーブ21の育毛研究報告

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つい最近開催された日本薬学会第136年会で「抗男性ホルモン作用を介した烏龍茶エキスの育毛効果」の発表があったそうです。その内容は、AGA(男性型脱毛症)の原因となる「5α-リダクターゼ」を阻害し育毛を促す作用が烏龍茶にあるというもの。以下はその詳細です。

茶の生理作用について様々な研究がなされており、育毛に関する発表も数多くあります。しかしその多くが緑茶を対象としており、緑茶以外のお茶において育毛研究報告は数少ないのが現状です。そこで今回、緑茶と同じチャノキ(Camellia Sinensis)を起源に持ち、半発酵茶として知られるウーロン茶を研究対象とし、育毛作用に関する評価試験を行いました。その結果、ウーロン茶の含有成分には抗男性ホルモン作用を介した育毛効果が期待できることが示唆されました。今後は、活性成分を同定してウーロン茶エキスと男性ホルモンの因果関係を特定していく他、ウーロン茶エキスを配合した商品開発を進める予定です。

烏龍茶には、このような効果はあまり無かったように思えます。あるとしてもポリフェノールによる血流促進が髪に良いというくらいで、AGAに限定して有効だという話は聞いたことがありません。ただ、烏龍茶でおこなう洗髪が発毛に良いという話もあります。それを含め、上記のことが本当だとすれば、すごい発見だと思います。ただ商品売り出しを目的とした発表とも言えなくはないので、信憑性については正直なところまだよく分かりません。



●「温性」と「涼性」のお茶、どちらが髪に良いか

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私が髪に良いと思う飲み物として、よくお茶をとりあげています。三年番茶や玄米茶、ごぼう茶やハーブティー、さらにはタンポポ茶など、髪に良いと思うお茶をいろいろ記事にしていますが、最近よく飲んでいるのが「ほうじ茶」です。髪の健康法として、体の中を温めるものを摂ることを第一としており、これらのお茶は私にとっての”育毛茶”といえるものでした。
参考:「薄毛とお茶」のカテゴリを含む記事一覧

今回の烏龍茶についても、私はあまり好んでいませんが、体を温める性質を持っています。冷え性改善に烏龍茶が良いという話もありますね。髪の健康法として体を温めることにこだわったとき、いちばん良くないと思うのは「緑茶」です。私は緑茶はほとんど飲まないようにしていますが、胃腸の冷えがちな現代人に緑茶はあまりよろしくないように思えるのです。少量なら良いのですが、飲み過ぎは内蔵を冷やしてしまうので注意が必要です。

ゴボウ茶2
とても「温性」なゴボウ茶は南雲先生もお勧めしていました

そんな緑茶は東洋医学でいうと「涼性」とされ、烏龍茶の方は「温性」の茶とされています。ですから緑茶を飲むよりも烏龍茶の方が温まるので、血の巡りが良くなって髪に活かされるというわけです。血の巡りが良く、栄養が行き届く状態ならしっかりした髪が生えて美しく育つ。これは東洋医学でいう、いわゆる”髪は血余(けつよ)”といわれるものですが、私のヘアケアもそれを基本として考えています。



●烏龍茶は飲み過ぎ注意、髪の為になら「ほうじ茶」を

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伊藤園

烏龍茶の効果はよく知られていますが、デメリットがいくつかあるので私はあまり好んで飲みません。上記のように、烏龍茶は温める作用があるところは良いのですが、胃腸への刺激が強いのがネックです。冷やした烏龍茶などを飲むと私はお腹を下してしまうわけで、胃腸が収縮されてしまう感じが分かるのです。

さらには利尿作用も強い というのもあまり良くありません。適量の摂取では健康効果が見込めますが、多く飲むと体に必要な栄養まで体外に排出してしまうことになりかねません。髪の為に摂っている栄養も奪われるわけなので、飲みすぎには充分に注意したいところです。

あと、烏龍茶に含む「タンニン」についても問題に思うところです。タンニンは亜鉛の吸収率を下げるといわれています。育毛や発毛など髪を育てるときに欠かせないのが亜鉛。ですが、タンニン含有量が多いといわれる烏龍茶を飲みすぎると、亜鉛が欠乏してしまい、薄毛対策や育毛の妨げとなる可能性があります。

髪のことを思うなら、ここは気をつけておきたいところです。ただ、烏龍茶が特別にタンニンが多いということではありません。お茶である以上、どんなものにもタンニンは含まれます。ですからタンニン含有量の少ないものを飲んでほしいと思います。

髪の為に亜鉛サプリ(zinc)と育毛サプリを併用します3
※亜鉛サプリなど服用時は特に気をつけたい

その中で私がおすすめするなら”ほうじ茶です”。ほうじ茶は、煎茶や番茶に使う葉や茎の部分を製茶したのち、焙烙で約200℃に加熱焙煎して作られます。熱を加えることによって、茶葉の成分カテキンやカフェインが昇華したり、成分が壊れるので少なくなります。問題の「タンニン」はカテキンの酸化物なので、カテキン減少のほうじ茶は、必然的にタンニン含有量が少なくなります。烏龍茶によるAGAへの働きよりも、体を温めて育毛を促せるお茶の方が、効果という点では現実的だと思います。

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