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使わないシャンプーの捨て方、理容師の私がお勧めしたい方法

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放置状態にあるH&Sのシャンプー。今後の使用も有り得ないと思うので、髪以外にいろんな使い方を考えています。廃棄するという考えもありますが、せっかくならH&Sの強い洗浄力を何かに利用したいと思うのです。また、廃棄の為に流してしまうのは、地球環境に良いとはいえません。いつも水を触る理容師として、流すよりも”良い捨て方”をする。そして出来るなら最後まで消費したい、そう思う私のお勧めの方法を紹介したいと思います。男性、女性にかかわらず、さまざまな場所で有効なのでぜひチェックしておいてください。

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●今後もシャンプーが有り余る、だから確実な捨て方を

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ここ数年間とにかくいろんなシャンプーを使ってきました。それもほとんどが1回限りの使用です。このブログ内のシャンプーのレビューや研究、そして依頼されているヘアケアメーカーでの執筆業務・レポートなど、その元ネタとなっているのが、現在ありあまってしまった可哀想なシャンプー達です。

今後も不要なシャンプーは増えていくものと思われますが、その現状を良い感じにいえば「シャンプー購入の必要はない」となります。本来ならそう言いたいのですが、私は基本的に市販シャンプーを使わないところでいうと、決して嬉しいことではないのです。

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そして今回なぜH&Sのシャンプーを選んだのかというと、過去に仕事を依頼されレポートしたはずのH&Sが再び送られてきたからです。それは誤送として結果的にこちらで処分という形ですが、まだ新品なので廃棄するようなことはとても勿体無いのです。なのでとりあえず、古い方のH&Sを消費するほうが先だと思って選びました。新品の方はどうにでもなりますし。



●確実に捨てる方法と迅速に終わらせるコツ

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ブログ運営を続ける限りシャンプーが増えてしまう。まさにそんな現状ですが、過去には有り余ったシャンプーを捨ててしまうこともよくありました。今思えば非常にもったいないことをしたと思うわけですが、当時は洗浄力や殺菌力の強いシャンプー(ラウリル・ラウレス硫酸系の界面活性剤)を”悪”として考えており、さっさと捨ててしまうということをやっていたのです。

もちろんそれを排水に捨てようとは思わなかったので、そこはちゃんと 確実なシャンプーの捨て方 をしていましたね。それが以下の方法です。

【捨て方】
確実に捨てる方法といっても簡単です。古く使えなくなった揚げ物油を捨てる時と同じで、牛乳などの紙パックに新聞紙や不要の紙タオルなどを詰めて、そこにシャンプーやリンスの液体を捨てるようにします。紙パックがなければポリ袋やレジ袋でも構いません。また、満杯に入ったシャンプー・リンスは、なかなかボトルから出てこない時があるので、その時は水で薄めつつ出すようにします。それが速く済ませるコツです。

全部出した後の容器は、自治体で決められたルールに従って処分します。リサイクル可能な容器なら洗って乾かしてリサイクルです。また少し特殊ですが、床屋や美容室などに持ち込み処理してもらうことも可能です。もしそのお店の常連なら申し出やすいと思います。



●そのまま流すのは良くないこと?

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シャンプーの捨て方とか面倒くさいという人もいると思います。そのまま流したら環境に悪いというのが一般論ですが、下水道、浄化槽で水処理されるという点では、今の時代そこまで深刻な問題とはみられていません。

個人的にはシャンプーが少量の場合に限り、水で流しながら捨てる という形であれば構わないとも思います。ただ、残った大量のシャンプー液をまとめて排水溝に捨てるのは避けたいと思います。環境にも悪いのは当然ですが、排水溝を詰まらせる原因にもなりかねないで、それは止めておいた方が良いのです。

環境に優しいシャンプーについては、こちらの記事でいろいろ述べています。



●捨てる前に利用したい「界面活性剤」の種類とその有効性

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このようにシャンプーを捨てるには、幾つかのデメリットがあってどうしても躊躇しがちです。それなら生活の中のあらゆるところで使える「マルチな洗剤」として、じゃんじゃん使っていく方が気軽だしお財布にも優しいのではないでしょうか。

シャンプー液は家庭用洗剤と違うから不安だという人もいると思いますが、そこは気にする必要はありません。なぜなら、もともとはシャンプーの主成分の界面活性剤が、洗濯用洗剤と同じだからです。一般的な洗濯用洗剤は陰イオン系洗剤が多くありますが、そこに使われる洗剤のほとんどは、

・アルキルエーテル硫酸エステル塩(ラウレス硫酸ナトリウム)
・直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(LAS)


という、普通の市販シャンプーと同じような界面活性剤を使っているのです。ちなみに今回のH&Sシャンプーは「ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸アンモニウム液」が主成分。

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実をいうと、この界面活性剤は”エマール”や”アクロン”など、おしゃれ着洗剤と同じ非イオン系界面活性剤なのです。ですから今回の場合は「痛ませたくない衣類」の洗濯にちょうど良いといえます。

このようにシャンプーを洗剤として使う場合は、そのシャンプーの主になる界面活性剤の種類を知っておくと、洗剤として使える範囲がさらに広がるのではないでしょうか。以下では、その多用途に使える洗剤としての使い方を、私のお勧め・注意点などを含めて紹介したいと思います。



●個人的にいちばんおすすめは「水まわりの掃除」

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トイレ・お風呂・洗面所などの掃除用洗剤として使うのがいちばん良かったと感じています。特に今のような梅雨時期は、トイレ・お風呂・洗面所など湿気が溜まりやすい水まわりに雑菌が溜まりやすく臭ってくることがあります。

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例えば、お風呂の浴槽の汚れは人間の皮脂汚れですが、それを落とすことに適しているのは、やはりシャンプー液が効果的。

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更にシャンプーに殺菌成分が含まれている場合は、臭いの元になる雑菌までも流すことができます。シャンプーの香料によって良い香りもほのかに残るので一石二鳥だといえますね。ついでに洗面器や風呂椅子も洗ってみてほしいです。個人的には、こういった水まわりの掃除に使うのがベストでした。



●洗濯に使うことも有効だけど一応注意が必要

石鹸の泡

シャンプーを洗濯用洗剤に使うのがいちばん良いという人も多いと思いますが、濃度の加減がちょっと難しい感じがしてます。洗濯機を使ったりするとシャンプーの泡立ちが結構あるのでそこは注意したいところです(特に小物洗い)。ですから洗濯機で使う場合は、お湯で溶かしたものを少なめに入れた方がいいですね。

汚れやすい男性衣類の場合、たとえばワイシャツなど襟やそで口を濡らして少量のシャンプーをなじませ、しばらく放置後に洗濯機に入れ込むとかなり汚れが落ちます。あとスニーカーを洗うと嫌な臭みが割と取れます。

洗濯機を使うなら、おしゃれ着洗いに注意が必要です。繊維が傷んでキシキシになるので、出来れば避けた方が無難だと思います。今回のH&Sのようなシャンプーだと、おしゃれ着洗剤と同じ非イオン系界面活性剤なので可能ではありますが、普通の陰イオン系洗剤の場合は注意しておいた方が良さそうです。



●リンス&コンディショナーもなかなか使えます

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不要の リンス&コンディショナーは柔軟剤として利用 できます。女性の場合だと、スリップやストッキングに使用すれば最高の仕上がりになるらしいです。また、リンスまたはコンディショナーでの拭き掃除もなかなか良いです。使い方は、バケツに水をいれて、少しだけリンスまたはトリートメントを入れます。そこで雑巾を絞って家具・家電品などを拭き掃除すると、静電気防止効果で埃がつきにくくなります。埃がつくなどで故障が気になるPCとかを拭いておくと良いですね。

シャンプーの界面活性剤というところでいうと、油分を落とす用途の洗剤として考えることができます。とにかくいろいろ使えるのでぜひ試してみてほしいですね。上記の述べたほかにも、床・窓・網戸・玄関・車・バイク・自転車 など基本的になんでも使える感じですが、自分の体を洗うのはおすすめしません。

頭皮は皮脂の分泌が多いので、シャンプーの洗浄力が必要ですが、皮脂分泌が多くない肌に対しては刺激が強いのでやめておいた方が良いです。またシリコーンの影響もある感じで、皮膜感が残って毛穴がふさがれたかような違和感は気持ち良いものではありません。やはりシャンプーは頭髪用として使うのがいちばん適していますが、どうしても使えない、不要だという場合は、今回の記事を参考にしてほしいと思います。


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