育毛・薄毛の自然派ヘアケア ~理容師の知恵袋~



2016 10/14

風邪で熱があってもシャンプーはした方が良い理由

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風邪で熱があるときの洗髪について述べてみます。昔は風邪をひいたときは入浴すべきではないとよく耳にしてました。今はむしろ入浴を勧める医師もいるくらいですが、シャンプーすること についてはどうなのでしょうか。頭皮ケアとしていうと、少し考える必要があるように思えます。

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●昔はなぜ風邪をひいたら入浴はダメと言ってたのか?

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今の若い人はあまり言われないと思いますが、私が幼いころに風邪をひいたとき、入浴してはいけないとよく言われたものです。たしかに今思えばその理由がよく分かります。

私が幼少時に住んでいた大阪のいわゆる下町と呼ぶ所は、住宅の多くにお風呂が備わっていなかったので、銭湯を利用するという環境だったのです。せっかく温まっても、帰るまでに湯冷めして風邪がひどくなるから入浴は駄目 という感じでした。

ですがその当時と現在では生活環境が違っていて、銭湯なんかいきませんし、家ではお風呂上がりの暖房設備も整ってます。髪を乾かすにしてもドライヤーは基本的にハイパワーで、湯冷めするなんてことは滅多にないでしょう。

逆に、医師によっては入浴することを勧めることも多くあるようです。入浴すると体全体の血行を良くするともいいますし、体温の上昇によって体が熱を逃がそうとするため、体温が下がるというメリットがあるらしいです。ですから、風邪をひいたら入浴しない方が良いというのは、ひと昔まえの話だと言って良いでしょう。



●風邪をひいて熱があってもシャンプーはした方が良い

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では、シャンプーすることについてはどうなのでしょうか。シャンプーには時間がかかりますし、湯冷めして悪化することもあり得るかもしれません。来店されるお客様にも、お店でのシャンプーを気にする方がよくいらっしゃいます。ただ、これについていえることは、風邪をひいててもシャンプーはやった方が良い とお伝えしています。

風邪をひいて熱があるときのシャンプーは、冷えるから良くないとよくいうのですが、頭皮の健康のことを考えると、なるだけならシャンプーはした方が良いのです。多くの人が経験していると思いますが、体調不良で寝込んでしまい入浴・洗髪ができない状態で、頭が痒くなったことがあると思います。

この原因は、頭皮の皮脂の分泌というところにあります。皮脂は時間の経過で”過酸化脂質”へと変化し、頭皮に刺激を与えるので痒みが生じてしまうというわけです。

ドライヤーの冷風は頭皮に悪い?雑菌を避ける為の使い方

そして今回の場合は「免疫力の低下」もあります。風邪をひくと免疫力が低くなりますが、そうなると肌の防御反応も普段より弱くなります。

頭皮にはマラセチアや皮膚ブドウ球菌、アクネ桿菌 といった「皮膚常在菌」が常にいるのですが、風邪をひいて免疫力が低下すると、アクネ菌やその他の雑菌が異常繁殖する というのがいちばん問題になるところ。それらの一部は、洗っていない頭皮の古い脂・フケをエサとして活発化するので痒みが出るわけで、ひどくなると抜け毛も多くなってしまうことがあるのです。

いかがでしょうか?これを想像すると、いくら風邪で熱があっても絶対洗わなきゃって思ってしまうのではないでしょうか。



●風邪をひいて熱があるときのシャンプーのやり方

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ですが、いくら気持ち悪いといっても、高熱や下痢、嘔吐などがあるときは決して無理はしないようにしてください。シャンプーは下を向きますし、意外に体力が必要です。もし風邪で高熱でもシャンプーをするという場合は、時間をかけずに速やかに簡単に洗うようにしてください。

上記の雑菌の悪影響など、対策の方法としては、「ミコナゾール硝酸塩」を配合したシャンプー を用意しておいて下さい。おすすめは、持田製薬の抗真菌シャンプー「コラージュフルフル・ネクスト」です。

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普通のコラフルも良いのですが、洗浄力など頭皮への優しさで考えれば「ネクスト」の方です。このシャンプーで手早く洗ってさっさと流せば、雑菌の異常繁殖の心配はまずありません。このシャンプーの常用は、個人的にはあまりお勧めしませんが、今回のケースに限り有効だと思います。



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